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フルートQ&A


 フルートって?? 吹いたことがない人にとっては、分からないことだらけみたい。
 そこで、よく受ける質問を中心に簡単にまとめてみました。とりあえず素朴な疑問から!項目をチェックするとその項にとびます。

  1. 横笛らしいけど右と左、どっち向きなの?
  2. リコーダー(縦笛)とはどう違うんや?
  3. 材質は?何でできてるの?
  4. 楽器のお値段は?
  5. 子どもでも吹ける?
  6. お年寄りでも吹ける?
  7. 口紅をつけても吹ける?
  8. 歯が悪いと問題か
  9. 肺活量が大事?


1.横笛らしいけど右と左、どっち向きなの?

 吹く本人にとって右側です。右手を左手より遠くに伸ばして持ちます。これは右利きに有利と言われますが、左利き用の楽器はありません。みんな同じ向きの楽器を使っています。
 19世紀には、二人で左右対称にフルートを構えて演奏したドップラーDopplerさんという兄弟もいたそうです。観客から見た立ち姿がとても美しかったとか。

2.リコーダー(縦笛)とはどう違うんや?

 縦と横で向きが違う、というのは当たり前として。
 リコーダーは誰でも息を入れれば音が出るように、空気の通り道が楽器の中に作られています。フルートの場合、その通り道を唇で作らなくてはいけないので、初心者にとって難しいと感じるかもしれません。
 でも自分で調節するからこそ、音色と音程をリコーダーより自由に作ることができるんです!音色は人によって色々で、フルートを吹く人はみんな自分が「美しいっ」と感じるものを追い求めている、といってもいいでしょう。

3.材質は?何でできてるの?

 え〜・・・いろいろなんすよ。現代で一番多いのは。ジュエリーに詳しい方は、純銀より強度を上げたスターリングシルバー(92.5%)というのをご存知だと思います。それです。
 金も多く使われています。プロはこちらの方が多いですね。18金15金とか。最近では強度を上げて開発された24金プラチナメッキも出ています。あまり重い金属だと使いにくいので、銀より金は管が薄く作られています。また重い金属だとその分音量が大きく、幅広い響きになります。
 初心者用には洋銀も。銀が変色しやすいので金メッキもよく使われます。

 ちなみに昔(19世紀中ごろまで)はツゲ黒檀象牙紫檀などで作られていました。だから今は金属製でも、フルートは「木管楽器」に分類されるのです。

4.楽器のお値段は?

 3の材質で18金やプラチナなぞを紹介しました。ということは、材料代がけっこうかかるってことです。材質によってお値段がだいたい決まります。銀製なら30万も出せば、立派なものが手に入ります。
 高〜い!!と思ったあなた、考えてみてくださいよ。いざという時、楽器でリングがいくつ作れることか!(笑)
 18金なら300万もあれば充分!ヴァイオリンのように骨董価値がある訳ではないのです。

5.子どもでも吹ける?

 フルートの全長は組み立てると70cmはあります。手・指の短い子どもは届きませんし、構えるだけで重くて疲れます。私は小学校3年生くらいから始めました。ヴァイオリンやピアノと違って、早くても小学校に上がってから始めます。
 ただし、子供用に一部の管を曲げて手が届くようにしたフルートもあります。最近はプラスチック製のかわいいフルート型楽器も発売されました。そういったもので親しむ程度に始めるのに早すぎることはないでしょう。

6.お年寄りでも吹ける?

 吹けます。入れ歯でも吹けます。
 ただし、口の回りの筋肉をけっこう使うので、音が出せるようになるまで若い人より時間がかかるかもしれません。それから歯が抜けたり入れ歯を替えたりすると、口の中の具合が変わって吹きにくくなります。
 だけど、顏の筋肉でしっかりキープすれば大丈夫!焦らずじっくり取り組みましょうよ。一流のフルート奏者の方は、歯がなくなってもフルートが吹けたそうです。
 指を動かすことは、脳の老化防止になるんですよ!!腹式呼吸も身体に良いので、年配の方にこそぜひフルートを吹いていただきたいです。かくいう私の母も、ボケ防止に(?)趣味でフルートを楽しんでいます・・・細く長く(笑)

7.口紅をつけても吹ける?

 吹けます。ただし私はつけません。
 吹いている時は唇が楽器と密着していなければならないのですが、それさえクリアできるのであれば口紅をつけることも可能です。見たところ、私の周りでつけている人はほとんどいません。吹いているうちにツバなどで滑るようになるとまずいし、楽器についてしまってもいただけないので避けた方が無難、と考える人が多いです。
 逆にすべり止めとして、歌口(唇をつけている息の吹き込み口)に切手を貼る人もいます。これを初めて見た時には・・・何が何だか分かりませんでした。紙が水分を吸い取って、滑るのを抑えていたんでしょうねぇ。
 唇が乾燥して荒れてもコントロールしにくくなるので、リップクリームは割と大事。一番の大敵は口内炎ですけどね。

8.歯が悪いと問題か

 6でも触れたように、理論的に音を出すことには問題ありません。
 でも、フルートを吹くにはタンギング(発音)が重要です。喋りと同じで、これは歯がないとフガフガしてしまいますし、空気の通り方もそれまでと違うとコントロールしにくくなります。歯にはできるだけ気を使う必要があるんです。
 歯の矯正をしながら吹けるか、というとだいぶ難しくなります。やはり発音の問題が。それと、楽器を下あごに密着させるので、歯の外側に金具を付けている人は流血沙汰になるでしょう・・・。フルートを吹くなら将来を考えて、やるなら早めに済ませておくに限ります。
 もっと詳しく知りたいという方は、リンクページで専門のホームページを紹介していますのでそちらへ行ってみてください。

9.肺活量が大事?

 肺活量は関係ありません。大事なのは使い方!!
 今プロのフルート奏者は、男性の方が多いです。でも体格的にはどちらがどうということはありません。現代では女性の奏者も沢山いますし、その中には小柄な方も多い。ただ息のコントロールが上手いのです。



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